お風呂とシャワーはどちらが節約になる?水道代とガス代で両者を比較

誰でも毎日からだを洗いますが、その際に少しでも水道代やガス代を節約したいですよね。この記事では、お風呂とシャワーのどちらを使用した方がお得になるのかや具体的な節約術について解説します。

お風呂とシャワーはどっちがお得?~ガス代編~

ガス料金は主に、都市ガスとプロパンガスがあります。この2つを比較すると都市ガスの方が安いので、物件を選ぶ際はここを意識するとよいでしょう。

今回は都市ガスを使った場合のガス代について、例を挙げながら紹介していきます。

浴槽にお湯を一回ためる場合にかかるガス代

浴槽にお湯を一回ためる場合は、どのくらいのガス代がかかってくるのでしょうか。ここでは一般的な浴槽の大きさである200Lで考えていきます。

浴槽にお湯をためるためのガス代は、季節によって変動します。これは、冬であれば水温が低く、夏であれば逆に水温が高いので、そこから設定温度まで温めるために使う熱量が違うためです。

このように、200Lのお湯を浴槽にためる際にかかるガス代は季節により変動します。水温が高い夏であれば40円ほど、水温が低い冬であれば100円ほどのガス代が発生します。

追い炊きをした場合

ためたお湯も翌日には冷めてしまうため、再び入る際はもう一度温め直す必要があります。では、200Lのお湯を追い焚きする際にかかるガス代は、どのくらいなのでしょうか?

都市ガスの場合、200Lの水の温度を1℃上げるためにはおよそ3.2円かかります。つまり、翌日に20度まで下がったお湯を再び40℃まで上げるためには、約64円のガス代がかかるということですね。

冬の方が夏よりも水の温度が下がりやすくなるので、追い焚きをする場合、冬の方がガス代は高くなると考えられます。

20℃から40℃まで追い焚きする生活を1ヶ月続けると、【64円×15日(2日に一回追い焚きすると考えて)=960円】となります。

これを1年間続けると576円節約することができますので、毎日設定温度を1℃でも下げるという意識をもてるといいですね!

シャワーを浴びる場合にかかるガス代

水温15℃、湯温40℃の場合、10分間シャワーを浴び続けると、37.9円のガス代がかかります。これを1分短縮すると34.1円となり、3.8円節約することができます。

これを毎日続けると、1ヶ月で約118円、1年では約1,400円の節約となります。毎日の小さな積み重ねが、長い目で見ると大きな節約に繋がっていくことがわかりますね。

 

お風呂とシャワーはどっちがお得?~水道代編~

浴槽にお湯を一回ためる場合にかかる水道代

水道代は地域によって異なりますが、東京都の水道局の調べによると、東京都の標準家庭では1Lの水道代は約0.3円ですので、ここではそちらで計算していきます。

一般的な浴槽の場合、およそ200Lで満杯となりますので、【200L×0.3円=60円】ということで、1回お風呂を満杯にするとおよそ60円の水道代がかかるということです。

毎日お湯をはりかえると【200L×0.3円×31日=1,860円】となり、月々1,860円の水道代がお風呂だけでかかるということですね。

追い炊きにした場合

追い焚きをする場合にかかるのはガス代だけですので、水道代は発生しません。

シャワーを1回(5分〜10)分間浴びる場合にかかる水道代

東京都水道局の調べによると、シャワーを1分間流し続けた場合、約12Lの水が使用されるようです。(参考:東京都水道局

これを単純に考えると、5分間で60L、10分間で120L、20分間の使用ではなんと240Lの水を流し続けることになります。

地域によって水道代は変わってきますが、東京都の標準家庭では1Lが0.3円ほどですので、5分間使用すると18円、10分間では36円、20分では72円の水道代がかかる計算となります。

これを1ヶ月間毎日続けるとすると、それぞれ

  • 毎日5分間シャワーを浴びる場合【18円×31日=558円
  • 毎日10分間シャワーを浴びる場合【36円×31日=1,116円
  • 毎日20分間シャワーを浴びる場合【72円×31日=2,232円

となり、毎日5分間だけシャワー時間を短縮することで、1ヶ月に558円、1年間では6,696円の節約ができます。

2人暮らしの場合
●5分間のシャワー
【18円×31日=558円×2人=1,176円】
●10分間のシャワー
【36円×31日=1,116円×2人=2,232円】
●20分間のシャワー
【72円×31日=2,232円×2人=4,464円】
4人家族の場合
●5分間のシャワー
【18円×31日=558円×4人=2,352円】
●10分間のシャワー
【36円×31日=1,116円×4人=4,464円】
●20分間のシャワー
【72円×31日=2,232円×4人=8,928円】

 

お風呂とシャワーのそれぞれの節約術

ここでは今すぐできるお風呂とシャワーの節約術についてご紹介します。

お風呂の節約術

お風呂のフタで保温する

追い焚きをする際は、水の温度が低ければ低いほどその分温めるためにガス代がかかります。少しでも温度の低下を避けるために、お風呂にフタをしましょう。また、物件によってはもともとお風呂のフタが設置されていないこともありますので、その場合は保温シートで対応しましょう。節約だけでなく、ホコリが入ることや汚れを防ぐ効果も期待できますね。

お風呂にお湯をためすぎない

蛇口をひねってお湯をためるタイプの場合、自動給湯と違って自分の目でお湯の量を確かめる必要があります。すると、お湯を出していることを忘れてたまりすぎてしまったり、溢れてしまったりすることもありますよね。

もちろん忘れないようにすることが一番なのですが、蛇口をひねったと同時にアラームを設定し、こまめに確認するようにしましょう。知らぬ間に溢れているともったいないので、少しずつ確かめることが大切です。

200Lの浴槽であればおよそ15分で満杯になりますから、5分おきくらいでアラームを設定しておくといいですね。

シャワーの節約術

時間を測る

ガス代にしても水道代にしても、その使用時間によってかかる金額が変わってきます。なので、使った時間がわかるようにタイマーを設置して時間を測るといいでしょう。アラーム機能がついたものを使用すれば、設定した時間が経過したことがわかりやすいです。

流しっぱなしにしない

シャワーを流しっぱなしにしてしまうと、本来使う必要のないお湯も使うことになってしまいます。面倒かもしれませんが、シャンプーをしているとき、または体を洗っているときなどは、その都度シャワーを止めるように心がけましょう。

また、桶などにシャワーのお湯を溜め、それを使ってシャンプーやボディソープなどを流すという方法もありますね。使わずに捨てるお湯の量をなるべく減らすように心がけることが大切です。

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まとめ

毎日の小さな積み重ねが、長い目で見ると大きな節約に繋がることもあります。水道代やガス代を少しでも抑えたいという方は、こういったところに気を使っていきましょう!

また、お風呂に入れば体が温まったり、保湿効果もあります。シャワーだけにすれば時間を短縮することもできます。水道代やガス代という観点だけでなく、自分にとって必要な方を選んでいくように、バスタイムと付き合っていけるといいですね!

表1 お風呂のガス代・水道代

  ガス代 水道代
お湯はり 200Lの浴槽満杯→40円~100円(季節により異なる)
例:毎日お湯の張り替えをした場合→約1200円~3,000円
1L約0.3円(東京都の場合)
例:200Lの浴槽満杯→60円
毎日お湯の張り替えをした場合→約1,800円
追い焚き 1℃上げるために3.2円
例:20℃のお湯を40℃まで上げる場合→64円
例:毎日お湯の張り替えをした場合→約1,900円
0円

表2 シャワーのガス代・水道代

  ガス代 水道代
シャワー 1分約3.8円(東京ガス)
例:10分→約38円
:15分→約57円
:毎日10分のシャワーを1ヶ月浴びる場合→約1,140円
:毎日15分のシャワーを1ヶ月浴びる場合→約1,710円
1分間に約12L(東京水道局)
1L約0.3円(東京都水道局)
例:10分→約120L→36円
:15L→約180L→約54円
:毎日10分のシャワーを1ヶ月浴びる場合→約1,080円
:毎日15分のシャワーを1ヶ月浴びる場合→約1,620円