月のガス代はいくら?ファミリー・シングルのガス代平均まとめ

ガス代は毎月かかるもので、仮に1ヶ月1,000円安くすることができれば、年間で約1万2,000円節約できます。10年間であればガス代だけで約12万円も出費が変わってしまいます。

最近一人暮らしを始めた方の中には、ご自身のガス代が果たして高いのか安いのか知りたいという方もいるでしょう。また家族でお住まいの方も、もっとガス代を節約するにはどういった方法があるのか知りたいといのではないでしょうか。

この記事では、世帯人数別のガス代や、ガス代を安くする方法などを紹介します。

ガス会社は簡単に切り替えることができます!切り替えるだけで「年間5万円以上」節約できる場合もあります。

まずは無料の一括見積りでどれだけ安くなるか調べてみましょう。

世帯人数別月のガス代

早速、世帯人数別のガス代を確認してみましょう。ただし、ガスは夏場と冬場では値段が大きく変わります。ここでは、一年を四つの季節に分けて、それぞれの季節ごとの平均を紹介します。

以下の表は、総務省発表による、2017年度の1ヶ月あたりのガス代の平均を季節ごとにまとめたものです。

世帯人数 春(4月~6月) 夏(7月~9月) 秋(10月~12月) 冬(1月~3月)
1人 3,171円 2,179円 2,711円 3,668円
2人 4,718円 3,113円 3,853円 5,458円
3人 5,626円 3,594円 4,581円 6,731円
4人 5,260円 3,367円 4,428円 6,588円
5人 5,521円 3,641円 4,696円 6,777円
6人以上 6,033円 4,605円 5,174円 6,129円

参考:政府統計の総合窓口

やはり、季節によってガス代は大きく変わります。

ガスは料理でも使いますが、最も多く使われる場面はお風呂でしょう。冬場はお風呂の温度を上げたり、毎日湯船につかることが増えたりする傾向にあるため、どうしても冬場(1月~3月)のガス代は高くなってしまいますね。

最も高い冬場と最も安い夏場を比べると、1人世帯では約1,500円、3人世帯や4人世帯では、3,000円以上もガス代が高くなっていることが分かります。

 

都市ガスよりもLPガス(プロパンガス)のほうが高い

世帯人数別の平均のガス代を見て、「あれ? うちのガス代は平均よりもずっと高いな。節約までとはいかないけれど、そんなに浪費しているつもりもないのに…。」という方もいるのではないでしょうか。

実は、ガスには都市ガス、もしくはLPガス(プロパンガス/以下LPガス)の2種類があり、都市ガスよりもLPガスの方が値段が高いのです。ここでは、都市ガスとLPガスの違い、LPガスが高い理由について紹介します。

都市ガスとLPガスとは

まず、都市ガスとLPガスとは、どういったものなのかを見てみましょう。

都市ガスとは

都市ガスとは、メタンを主な成分に持つ天然ガスを主な原料としているガスです。都市ガスの熱量はガス1㎡あたり約11,000Kcalで、LPガスの約2分の1程度となっています。都市ガスを利用するには、各都市ガス会社もしくは、自治体のガス局と契約を交わす必要があります。

都市ガスは、道路下に整備されたガス導管を通じて各家庭に届きます。そのためガス導管が導入されていない地域では、都市ガスを利用することはできません。代表的な都市ガスの会社は以下の通りです。

東京ガス 大阪ガス
東邦ガス 西部ガス
北海道ガス 北陸ガス
京葉ガス 大多喜ガス
新日本ガス 東日本ガス
静岡ガス 中部ガス

都市ガス会社もしくは自治体のガス局は全国に約200社あり、日本の家庭の約65%が都市ガスを利用しています。

LPガスとは

LPガスは、プロパン、ブタンを主成分とする液化石油ガスを原料としたガスのことです。家庭用のLPガスにはプロパンが多く含まれているため、別名プロパンガスとも呼ばれます。

LPガスの発熱量は都市ガスに比べて熱量が高く、1㎡あたり約24,000Kcalで、都市ガスの約2倍です。LPガスを取り扱うガス会社は全国に約2万店舗あり、住んでいる地域のガス会社の中から自由に選んで契約をします。

LPガスは、ガス会社がガスの入ったボンベを各家庭まで運んでくれ、そのガスを使用します。全国の家庭の約35%がLPガスを利用しています。

都市ガスよりLPガスの方が高額な理由

都市ガスとLPガスの違いを確認していただきましたが、都市ガスとLPガスでは値段が大きく変わります。それは何故でしょうか。

都市ガスは公共料金であり、ガス事業法によって値段が定められています。それに対しLPガスの値段は自由料金であり、各ガス会社が自由に設定してよいことになっています。

LPガスが自由料金であるならば、価格競争の観点から、値段が下がることが予想されますが、現実にはそのようになっていません。それはなぜでしょうか。LPガスの値段が高く設定されている理由は主に3つあります。

初期費用分をガス代に上乗せしているから

LPガスを利用する場合には、供給設備を設置するために約10万円程度の初期費用が発生します。しかしほとんどのLPガス会社が、その初期費用を一旦は消費者の代わりに負担しています。そして、その分を毎月のガス代に上乗せしているのです。そのためガス代が高くなってしまいます。

価格競争が起こらないから

LPガスが値段を自由に設定できることはすでに紹介しましたが、では、あるLPガス会社が値段を下げたらどうなるでしょう。ガス自体の質は会社によって違いがないため、他のガス会社は顧客を奪われないよう、その会社と同じ程度まで価格を下げなければならなくなります。

すると契約世帯数自体は変わらないのにもかからず、各LPガス会社の利益だけが下がってしまいます。そのような事情からLPガス業界では、価格競争が発生していません。

原価が安くなってもガス代に反映されることがないから

ガスの原価は日々変わっています。仮に原価が高騰した場合には、ガス代を値上げして利益を確保します。しかし反対に原価が下がったとしてもガス代が元の料金まで下がることはありません。これは、2つ目に挙げた価格競争が起こらないことが原因です。

これら3つの理由により、LPガスは都市ガスより値段が高く設定されているのです。

 

ガス代が高くなる理由

利用しているガスが、都市ガスであろうとLPガスであろうと、明らかに平均より大幅にガス代が高い場合には、なんらかの設備的な問題が発生しているケースが考えられます。

ここでは、ガス代が平均と比べて大幅に高い方に向けて、その原因として考えらえることについて紹介します。

ガス漏れしているから

ガスを特別多く使っていないのに他の家庭と比べてガス代が明らかに高い!」と感じている場合には、ガス漏れを起こしている可能性があります。

ガス利用時には毎月『ガス検針票』がポストなどに入りますので、まずはそれで使用料をチェックしてみてください。利用が少ないにもかかわらずガス使用量が多い場合には、ガス漏れしている可能性が高いです。

もし、ガス漏れしていそうな場合には以下のことをチェックしてみてください。

  • ガス栓のキャップが外れている・ガスの元栓を開けたままにしている
  • ガスメーターが赤色で点滅している
  • ガス栓のホースに亀裂がある・破れている

上記に当てはまる場合、ガス漏れしている可能性が高いです。一度契約しているガス会社などに相談してみましょう。

契約しているLPガス会社の値段が高いから

前述の通り、LPガス会社は自由値段設定を行えます。しかし、都市ガスとLPガスの違いや、LPガスが自由料金であることなどを知っている利用者は多くありません。

そのため、LPガス会社によっては、不当に高い値段を設定しているケースも考えられるのです。

以下に石油情報センターが発表している地域別のLPガス平均料金のリンクを記載しました。料金を確認して、ご自身のガス代に比べて安い場合は、契約する会社の変更を検討しましょう。

賃貸物件でガス利用料に設備費用を上乗せしている

賃貸物件では住居にかかわる初期費用は全て大家が負担します。それはガス設備にも当てはまります。

大家の中には少しでも利益を確保したいと考える人もおり、賃貸物件でLPガスを利用している場合、ガス設備の初期費用を毎月のガス代に上乗せして請求しているケースもあります。そのようなときには毎月のガス代は高くなってしまいます。

なお、賃貸物件の場合、大家や管理会社に許可を取らずにLPガス会社を変更することは一般的にはできません。

 

ガス代の節約術

世帯人数別の平均と比べて毎月のガス代が高かった場合には、ガス代の節約を考えましょう。ここでは、代表的なガス代の節約方法を紹介します。

【関連記事】ガス代を年間1万円近く安くする方法と都市ガス・プロパンガスの節約術

ガス会社を変更する

LPガスを利用している場合には、他社への乗り換え、もしくは対応地域の場合都市ガスに変更することでガス代を節約できます。とくにLPガスから都市ガスへの変更は、それだけで毎月1,000円程度節約できます。

また、LPガス会社から別のLP会社へ切り替える際には注意が必要です。顧客獲得のためにはじめだけ料金を安く設定し、1年、2年と経つうちに値上げする会社もあるからです。

優良なガス会社を知りたい方は、『一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会』のホームページを確認してみてください。

同法人は、ガス利用者が納得する環境を整えることと、LPガス協会の価格競争を促進することを目的に発足された団体です。電話・インターネットでのガス代に関する相談の他、優良ガス会社も紹介してくれます。

お風呂でのガス代節約法

お風呂でのガス代を節約するには、以下のようなことに気を付けてみてください。

  • お湯の温度は38度を目安にする
  • 一人暮らしはシャワー、2人以上場合はお湯をはる
  • シャワーの時間は1日10分までにする
  • 自動給湯機能がない場合、自動で止めてくれるアイテムを使う
  • お風呂のフタでこまめに保温する

どれも簡単にできることですよね。毎日のちょっとした工夫で、お風呂のガス代は節約できるのです。

【関連記事】ガス代を最大775円節約できる入浴法

キッチンでのガス代節約法

キッチンでも、料理や洗い物の工夫次第では、ガス代を節約できます。

  • 電子レンジや電気ケトルをつかう
  • 食器洗い機のお湯の温度を下げる
  • 煮る料理を減らし、蒸す・焼く料理を増やす
  • 低い温度のお湯で洗い物をする
  • 炊飯器レシピを活用する
  • 一度にたくさん調理し、作りつくりおきをする

キッチンでは、お湯やコンロでガスを使用します。それぞれ使う時間を減らせるかが節約のポイントといえそうです。

【関連記事】ガス代を最大108.5円節約できる料理法

 

まとめ

ガス代は毎月かかってくるものですから、見直しをすることで大きく出費を減らせます。

まずはご自身のガス代の確認から行いましょう。明らかに平均とかけ離れている場合には、ガス漏れや、契約しているLPガス会社の値段設定が高額であることを疑った方がよいでしょう。

以下の記事も参考に、ガス代を節約してみてはいかがでしょうか。

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まずは無料の一括見積りでどれだけ安くなるか調べてみましょう。