節約の第一歩!エアコンの電気代を節約するポイントとは?

みなさん、こんにちは!

“節約”をしようと思い立ったとき、みなさんはどのようなことを思い浮かべますか?

外食を控えて食費を抑える、お風呂の残り湯を洗濯に使用して水道料を抑える…といったように、取り組みやすさや金額の大小、さまざまな節約方法がありますよね。

この記事をご覧になっているみなさんの中には、日々節約のためにさまざまな努力をされている方も多くいらっしゃるかと思います。

今回は、エアコンの電気代を節約するためのポイントについて解説します。

 

月々の電気代の多くをエアコン代が占めている

下の表は、資源エネルギー庁が発表している『省エネ性能カタログ』2014年冬版、2015年夏版の中に記載されているグラフをまとめたものです。

電気代の節約を考えるにはまず電気代の内訳を知って、対策を立てることから始めてみましょう。

通常暖房にエアコンを使っている家庭
(東北・東京・中部・北陸 関西・
中国・四国・九州地域)
通常暖房にガス・灯油ストーブを使っている家庭
(東北・東京・中部・北陸 関西・中国・四国・九州地域)
エアコン 30%
照明 13%
冷蔵庫 11%
テレビ 6%
電気カーペット 4%
温水洗浄便座 2%
電気ポット 2%
食器洗い乾燥機 2%
パソコン 2%
ジャー炊飯器 2%
洗濯・乾燥機 2%
こたつ 1%
待機電力 5%
その他 18%
照明 19%
冷蔵庫 16%
テレビ 9%
電気カーペット 6%
温水洗浄便座 3%
電気ポット 3%
食器洗い乾燥機 3%
電気こたつ 2%
パソコン 2%
ジャー炊飯器 2%
洗濯・乾燥機 2%
待機電力 7%
その他 26%

※冬の電力需要ピーク時間帯(19時頃)における電気の使われ方の内訳

引用元:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2014年冬版

 

夏の電気代内訳
(東北・東京・中部・北陸
関西・中国・四国・九州地域)
エアコン 58%
冷蔵庫 17%
照明 6%
テレビ 5%
温水便座 0.6%
パソコン 0.4%
待機電力 3%
その他 10%

※夏の電力需要ピーク時間帯(14時頃)における電気の使われ方の内訳

引用元:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2015年夏版

冬の通常暖房にエアコンを使っている家庭を見てください。

内訳を項目ごとに見ると、使用している電気代の3割をエアコン代が占めていることがわかります。断トツですね! 冬の電気代を節約するためには、エアコンの節約が欠かせないことが読み取れます。

次に、夏の電気代内訳(東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州地域)を見てみましょう。

同じように内訳を項目ごとに見てみると、使用している電気代の約6割がエアコン代となっています!

夏は家庭の電気代の半分以上をエアコン代が占めているので、エアコン代の節約が電気代の節約に大きく影響することが考えられます。

しかし、冬の暖房・夏の冷房は欠かせませんよね。具体的にどうやってエアコンの電気代を節約していくか、解説していきます。

余談ですが、皆さんは「HEMS」という言葉を聞いたことはありませんか?

HEMS(Home Energy Management System、ホームエネルギーマネジメントシステム) とは、家電製品や給湯機器をネットワーク化し、表示機能と制御機能を持つシステムのことで、家庭の省エネルギーを促進するツールとして期待されています。

引用元:経済産業省資源エネルギー庁

HEMSを付けることで、電気やガスの使用量がモニター画面で把握できるようになったり、家電機器を自動制御することができるようになったりします。

本題とは外れてしまいますが、電気代の節約に役立つ情報だと思いますので、興味を持たれた方はぜひ調べてみてください。

【関連記事】月の電気代を節約する知識|電気代の平均とみんなの口コミ

 

エアコン電気代の節約テクニック

それでは、電気代の大部分を占めるのがエアコン代だということがわかりましたので、次はエアコン電気代の節約テクニックをご紹介します。

①フィルターを掃除する

ご存知の方も多いかと思いますが、フィルターが汚れているとエアコンの冷暖房性能が格段に落ちてしまいます。

ということは、汚れている状態で冷暖房を効かせようとすると、その分電気を余計に使ってしまうことになりますよね。

フィルターはおおよそ2週間に1回掃除することが望ましいとされています。

また、ホコリだらけのフィルターのままエアコンから風を送っていると、空気も悪くなってしまい、衛生的にも身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

簡単な手入れで電気代も安くなって衛生面も改善されると考えたら、一石二鳥でですよね! 2週間に1回は難しくても、せめて夏・冬の冷暖房の変わり目にはきちんと掃除をしてみてください。

②エアコンの室外機を気にかける

実は、エアコンの室外機にも気にかけるべきポイントがいくつかあります。

直射日光に当てない

1つ目、エアコンの室外機は直射日光に当てないようにしてください。

直射日光に当たっていると室外機が温まり、熱を放出しにくくなってしまいます。

その結果多くの電力を消費して、電気代が上がってしまいます。

室外機が直射日光に当たらないよう、すだれなどで日陰を作ると節約に効果的です。

隙間を保って設置する

2つ目、室外機はスペースに余裕を持って設置してください。

室外機の周囲、上部、きちんと隙間を保って設置しましょう。

風通しが悪いと電気を多く使ってしまいます。

それだけではなく、エアコン故障の原因となります。注意してくださいね。

③風量は『自動運転』にする

エアコンは、設定温度に達するまでに1番電気を消費します。

ですから、「節電のため」と思って風量を“弱”にしてしまうと、なかなか部屋が冷たくならなかったり温まらなかったりするのに、電力は消費し続けているという状況が生まれてしまいます。

反対に“強”に設定していると、設定温度に達しているのに無駄な電力を消費し続けていることになります。

エアコンをつける際は“自動運転”に設定しましょう。そうすれば、設定温度に合わせてエアコンが自動で風量を調整してくれるので、電気代の節約につながります。

④部屋から熱や冷気を逃がしにくくする

せっかくエアコンが頑張って風を送っていても、部屋の外に逃げてしまったら意味がないですよね。

そこで、対処法を下記にまとめてみます。

  • 冬は厚手のカーテンや断熱カーテンに変える
  • 冬は日が落ちてきたら早めにカーテンを閉める
  • 雨戸を閉める
  • 夏はレースのカーテンに変えて日差しをカットする
  • 夏は直射日光が当たる窓はカーテンを閉める
  • 断熱ガラスにする
  • 断熱シートや断熱フィルムを窓に貼る

など

【関連記事】部屋が寒い時の対策|効率よく部屋を暖められる暖房器具の特徴と使い方

⑤扇風機・サーキュレーターを使用する

暖房の場合

エアコンの風向きは下向きに設定し、扇風機やサーキュレーターは上向き(天井に向けて)に回しましょう。

そうすることで、天井に溜まった温かい空気を下へ送ることができるので、空気が循環され室内が暖まりやすくなります。

冷房の場合

エアコンの風向きは水平に設置し、扇風機やサーキュレーターは上向き(天井に向けて)に回しましょう

冷たい風は下に溜まりますので、こうすることで下に溜まった冷たい空気を天井へ送ることができるので、空気が循環されるようになります。

空気が循環されると、室内の冷気のムラがなくなり涼しく感じることができますよ。

⑥エアコンを買い替える

エアコンには寿命があります。

古いエアコンをたくさんの電気を使って動かすよりも、いっそのこと買い替えてしまった方がお得になることもあります

エアコンを買い換えるまでの平均使用年数は13.6年、その内65.2%が故障により買い替えをしています(内閣府経済社会総合研究所公表の消費動向調査「主要耐久消費財の買替え状況の推移(二人以上の世帯)」より)。

これはあくまで平均ですので、エアコンの寿命が近づいてくると、エアコンから異音がする・室内機から水が漏れる等の故障かも? という症状が出てくることがあります。

7~10年以上使用しているエアコンでこういった症状が出たら、買い替えを検討してみてください。

年々技術も進歩して、省エネのエアコンが続々と登場していますので、買い替えた場合の今後の電気代も含め、修理費と比較検討しましょう。

⑦今入っている電力プランや電力会社を比較検討しよう

電力自由化によりさまざまな企業が参入し、みなさんのご家庭それぞれの生活スタイルに合った会社やプランを選択できるようになりました。

まずは今契約している電力会社のプランの見直しから始めてください。プランを変えるだけで安くなることもあります。

次に、他社も比較検討してみましょう。その際、1社にこだわるのではなく複数社比較して検討してみてください。

携帯電話料金との抱き合わせで安くなったり、ガス会社と同じ電気にすることで安くなったり、ポイント付与があったりと、各社電気料金の金額だけではない独自のサービスを行なっている会社が多くあります。

ぜひその辺りも考慮して検討してみてくださいね。

 

まとめ

電気代の約3~6割を占めているエアコン代。

エアコン代を節約することが、節約の第一歩と言えそうです。

簡単にできることも多いと思いますので、ぜひみなさんも実践してみてくださいね。

【関連記事】
冷房で電気代を節約するための方法|1℃上げるだけで年間約816円の節約
暖房を節約しながら冬を快適に過ごすための6つの知識|エアコン活用術
電力自由化の問題点|メリット・デメリットと電力会社を比較する必要性