海外旅行の節約ワザ|出発前と現地で安く賢く楽しむための9つの方法

一般社団法人『日本旅行業協会』が15~39歳の男女4740人を対象に行った海外旅行に関する調査によると、「プライベートで海外旅行に行きたいか」という質問の結果は以下のとおりとなっています。

海外旅行に行く意向あり(TOP2)は68%。「行きたい」(42%)が「やや行きたい」(27%)を上回り、強い意向がある人が多い傾向

(引用:「海外旅行に関する調査」)

これだけ海外旅行への関心が高い中で、やはりネックになるのが旅費の高さです。充実した海外旅行にしたいと思う反面、やはり節約できるポイントはおさえてしっかり節約したいですよね。

そこで今回の記事では、海外旅行費用を節約するワザをはじめ、海外旅行をするなら必ず覚えておきたい便利なサービス、コスパで選ぶ筆者オススメの海外旅行先についてもくわしくご紹介します。

海外旅行前の節約ワザ4つ

まずは、節約のために海外旅行前に行うべきことについてご紹介します。

旅行代理店で激安情報をゲットする

この記事をお読みの方の中には、「海外旅行は不安なことも多いから代理店のツアーに申し込むようにしている」という方も多いかもしれませんね。

自分でチケットを手配するよりも代理店経由のほうが割高にはなりますが、それで安心できるという方はその方法もアリかと思います。

割高になるとは言え、最近は「売り尽くし爆安ツアー」などと破格の値段で海外旅行ツアーが売り出されることもあります。

(引用:HIS首都圏版)

ここでのポイントは、ネットでチケットをとらずに旅行代理店の店頭価格を必ず見ることです。ネットの情報は誤りが多く、ネットに掲載されている価格よりも店頭価格のほうが断然安いということもあります。

また、お得度だけでツアーを選ぶのであれば、真の売り尽くし価格が記載されている店頭のモノクロのチラシ(ワケありツアー)に狙いを定めてみるとよいでしょう。

LCCで安い航空券を手配する

自分でチケットを手配する場合は、ANAやJALのような大手航空会社ではなく、低価格が売りの航空会社LCC(ローコストキャリア)を比較して手配するのがオススメです。

《主なLCC》

  • ジェットスター
  • エアアジア
  • バニラエア
  • ピーチ
  • スターフライヤー
  • ソラシドエア など

▶「LCC 比較

また、「エクスペディア」というオンライン旅行会社では航空券が手配できるのはもちろん、ホテルとセット割引、直前申込で宿泊代実質無料など激安ツアーへの申し込みが可能です。

安いシーズンを選ぶ

平日など旅行客が少ないシーズンは航空券が安くなります。こうした旅行業界のオフシーズンを狙えば、同じ国、同じプランでオンシーズンに旅行するよりも断然お得です。

《シーズンと航空券の価格の関係》

4~5月 GWまでは大きな変動はなく手頃です。
6 上旬は比較的お手頃ですが、中旬~夏に向け価格が上昇します。
7~8月 夏休み期間&お盆期間は価格がピークに到達し、その後に徐々に安くなります。
9月~11月 長期連休をのぞき、価格は安くなります。
12~1月 年末年始をのぞき、年間で最も価格が安くなります。
2~3月 春休みにかけて価格が徐々に上昇します。

海外旅行保険つきのクレジットカードを準備する

無料で作れるクレジットカードの中には、海外旅行保険が無料でついているものがあります。こちらを所持しておけば、わざわざ海外旅行の際に新たに保険に加入する必要がありません。

海外旅行保険料は、プランにもよりますが毎回数千円程度かかってしまいます。しかしカードを1枚持っておくだけで、この費用をまるまる浮かせることができます。

 

海外旅行中の節約ワザ5つ

さあ海外旅行の準備は整ったでしょうか?今度はこちらで、海外旅行中の節約ワザについて見ていきましょう。

現地でキャッシングする

キャッシングにそもそも良いイメージがない方が多いかもしれませんが、現地でのキャッシングは空港やホテルで両替をした場合とは違い手数料がかからずに現地通貨を引き出せるのでそのぶんお得になります。

※お手持ちのカードが現地キャッシング可能か、現地に引き出し可能なATMがあるかは事前に確認しておく必要があります。

買い物はスーパーで済ませる

海外旅行に出かけたらショッピングは絶対に楽しみたいですし、周囲へのおみやげを購入しなければならないという方もいるでしょう。

ただし、いわゆる“観光客向けのおみやげ売り場”と現地の方が利用するスーパーでは価格設定にかなりの開きがあるので、安くショッピングをしたいのであれば必ずスーパーを選ぶべきです。

チップのかからないところで食事する

何らかのサービスを受けたら、それに対する心づけとしてチップを支払うのが常識の国であっても、場所によってはチップが全くいらないお店もあります。

特にファーストフード系のお店や、日系の方が経営しているお店に多いので、少しでもチップ代を節約したいと考えている方は事前にチップなしOKのお店を下調べしておくとよいでしょう。

オプションツアーは現地で申し込む

旅行代理店経由でツアーを申し込む場合、事前にオプションに申し込んでおくことも多いと思いますが、この金額には代理店を経由する手数料ぶんも含まれているので、実際の金額よりも割高に設定されています。

そのため、事前申し込みはせずに現地に着いてから直接申し込んだほうが数百円~数千円ほどお得になります。

値切り交渉をする

特にアジア圏など日本よりも物価の低い国では、日本人観光客に対してかなり高額な価格設定がされるのが一般的です。(現地の価格では30円のサンダルが観光客のみ500円で売られるなど。)

ぼったくりとまで言いませんが、やはり現地の方からすると“お金持ち”である日本人からは多めにもらってもかまわないだろうという意識が働くためです。

「この金額で買ってもらえたらラッキー☆」くらいにしか思っていない場合もあるので、価格相場がわからなくてもとりあえずコミュニケーションがてら値切り交渉をしてみることをオススメします。

 

節約しながらも海外旅行を楽しみたい人のための便利サービス

ここでは、海外旅行をさらに便利に、安く楽しむためのオススメサービスについてご紹介します。

Booking.com(ブッキング.コム)

現地で近くの宿泊施設を探せるサービスで、「空室があるのですぐにでも部屋を埋めたい」というホテル、ゲストハウスオーナー、アパートオーナーなどが格安料金に設定し宿泊情報を公開しています。

例えば1泊10,000円で宿泊可能な一軒家の情報もあるので、5人グループで利用した場合はひとりあたりたった2,000円の出費にしかならないのでとってもお得です。

ただし、日本と比べると海外は宿泊者に対していい加減な面が多く、せっかく借りたのにいざ現地に行くと「到着が遅かったからもう他の人に貸しちゃったよ」なんてこともあるので要注意です。

▶「Booking.com

Airbnb(エアビーアンドビー)

Airbnbは、自宅を旅行客に貸し出す・他者が借りることができるサービスです。

「1週間家を留守にするからその間だれか格安で借りませんか?」といった情報が公開されるので、その期間にその場所に滞在する人は書き込み主と交渉をすれば、ホテルに宿泊するよりも格安で宿をレンタルすることが可能になるという仕組みです。

「5,000円でデザイナーズマンションに泊まれた!」という体験談もあるので、タイミング次第ではありますが上手に活用できれば旅費を大幅に削減することができます。

▶「Airbnb

CouchSurfing(カウチサーフィン)

世界中の旅人と繋がれるSNSで、現在は200か国130万人以上の人が登録しています。

現地の方が「自宅に泊まりにきなよ!」などと書き込みをしてくれるので格安どころか無料で宿泊することもできますし、一緒にごはんを食べるだけ、観光スポットを案内するだけ、といったように現地の友達を作る感覚でさまざまな使い方ができるのが魅力です。

前でお伝えしたAirbnbとの決定的な違いは、ビジネス目的か交流目的か、という点になります。

▶「CouchSurfing iPhone版アプリ
▶「CouchSurfing Android版アプリ

UBER(ウーバー)

ボタンひとつで自分の居場所までハイヤーを呼ぶことができるサービスで、配車可能エリアは世界中にあります。専用アプリで操作し、決済もアプリ内で行うのでその場で支払う必要はありません。

海外で道に迷ったけれどタクシーの呼び方もわからない、所持金も残り少ない…そんなトラブルが起きてもこのアプリひとつでスムーズに解決することができます。

▶「UBER」公式サイト
▶「UBER iPhone版アプリ
▶「UBER Android版アプリ

UberEATS(ウーバーイーツ)

UBERは配車だけでなく、デリバリーのサービスも行っています。アプリ上で食べたいものを注文し、間もなくするとUBER配達員が届けにきてくれるという仕組みです。

▶「UberEATS

 

筆者オススメ!節約海外旅行に適した国ランキング

実際に筆者が旅行したことがある国の中から、コストパフォーマンスや満足度などを総合的に判断して皆さんにオススメしたい順にご紹介します。

1位:サイパン(マニャガハ島)

日本からたった3時間ほどのリゾート地サイパンへは、近畿日本ツーリストの早割を使い6泊7万円ほどでオーシャンビュースイートルームに泊まることができました。

サイパンの有名な観光地と言えば、手つかずの美しい自然の中でシュノーケリングが楽しめるマニャガハ島(無人島)ですが、こちらのアクティビティ代も旅費に含まれているプランでした。

《マニャガハ島》

物価は日本と変わらない、もしくは1割増しくらいで、買い物をする場所こそ少ないですが“お金は使いたくないけれど静かな場所で美しいビーチやリゾートを楽しみたい”という方にとってはうってつけです。

また、マッサージ代は現地で値切りに値切って1時間1,000円という破格の値段で施術してもらいました。満点の星空も圧巻なので多くの方にオススメしたいですね。

物価の安さ 旅費の安さ リゾート感 総合コスパ
★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆

2位:台湾(台北)

すぐ近くの国台湾へは、安ければ4泊2万円程度で手軽に行けます。筆者は安さ重視で台湾の雨季に合わせて向かったということもあって旅行中ずっとどしゃ降りの雨に見舞われました…。

しかし夜市や寺院や台北101など台湾ならではの見所はたくさんあり、何よりも現地で食べた小籠包は格別でした。雑貨・小物・衣類・コスメなどは、比較的安いほうとは言え、ものによっては日本で売られている価格とそう変わりません。

そのかわり屋台で売られている食べ物は超がつくほど安く、日本で言うお好み焼きのようなものが日本円にして80~120円程度で食べられます。

《およそ1万5千円で購入したおみやげ》

リゾートではないので、あくまでも安価で美味しい食べ物やアジア感を楽しみたい方、ホテル以外のトイレ事情が劣悪でも我慢できる方にはオススメです。

物価の安さ 旅費の安さ リゾート感 総合コスパ
★★★★★ ★★★★★ ★★☆☆☆ ★★★★☆

3位:フィリピン(セブ島)

フィリピンのセブ島は、日本から約5時間のフライトで行けるアジアリゾートです。旅費は安いシーズンを狙い5泊7万円ほどに抑えました。

フィリピンと聞くとスラム街を連想してしまう方もいるかもしれませんが、リゾート地は比較的街並みも綺麗ですし、安全です。海は透明度が高いですが、サイパンと比較すると少し美しさが劣るかなというところです。

物価はびっくりするほど安く、現地のスーパーでは香りつき石鹸が日本円にして20円ほど、ボトルシャンプーが80円ほどで売られていました。衣類や靴も日本の物価の5分の1ほどの価格でゲットできました。

ただ、リゾート地を離れると物乞いが寄ってきたり、格安で買い物できる場所までは少々の距離があったりするのが難点です。

物価の安さ 旅費の安さ リゾート感 総合コスパ
★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆

 

お金をかけずに海外旅行する裏ワザ

最後に、お金をかけずに海外旅行するという究極も究極の裏ワザについてご紹介します。

ピースボートのボランティアスタッフとして船に乗り込む

長い期間をかけて船で世界を回る「ピースボート」(NGO主催)では、参加者と一緒に現地を回るボランティアスタッフを募集しています。

ボランティア活動に応じて船賃から割引になる仕組みで、最大全額割引(実質0円旅行)も可能になります。

▶ピースボート ボランティアスタッフ詳細

特殊な仕事をやる

実は海外で所定の仕事をするかわりに、旅費はすべてタダという特殊なお仕事があります。代表的なものは「DeNAトラベル」でのモニター業務で、指定されたホテルを実際に使用した感想レポートや現地写真などを提出するかわりに海外への旅費を負担してもらえます。

また、筆者は知人が中国で新規事業をやる際の“現地監視役”として、「旅費も滞在費も報酬も出すし責任重大なことは頼まないから2年間とりあえず中国に住んでくれないか」と相談を持ちかけられたこともあります。

あくまでも海外にはお仕事をしに行くことになりますが、こういった裏ワザもあることを知識として覚えておいて損はないでしょう。

 

まとめ

節約しながら海外旅行を思いきり楽しみたい方向けの今回の記事はいかがだったでしょうか。

安いだけでなく、安心、安全の充実した海外旅行になることを心よりお祈りします。

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