灯油代を節約する6つの方法|寒い季節ならではの生活の知恵まとめ

灯油を節約して冬の出費を減らしませんか。確かに灯油は暖かいのですが、いつの間にか消費が進み油断できませんよね。一回の給油(約18L)で1,300円くらい出費してしまい、灯油代もバカにならないと思います。

参考:経済産業省・資源エネルギー庁|民生用灯油(給油所以外)

ですが、実はしっかりと暖房器具についてわかっていれば、節約して暖かい冬を過ごすことができるのはご存知でしょうか。

そこで今回は灯油を節約する方法から灯油を効果的に利用する方法やその他暖房器具の効果について見ていき、節約するための方法を探っていきたいと思います。

 

灯油を節約する方法

最近のストーブは室温に応じて、消費する灯油の量が変わります。寒ければ温度を上げるためにたくさん消費し、暖かければ温度を上げる必要がないため消費量は少なくなります。

そういったことなどから灯油の消費量は、私たちの行動によって減らすことができますので、どういった行動が灯油の節約につながるのか見ていきましょう。

窓をしっかり締める

基本的なことですが、窓を閉めることで暖かい空気を外に漏れだすことを防げるので灯油の消費量減少に非常に効果的です。

ただし、ストーブを長時間つけっぱなしにしてしまうと、不完全燃焼を発生させ、とても危険な状態になってしまうので、しっかりと定期的に換気をして空気の入れ替えをするのを絶対に忘れないでください。

断熱シートを窓に利用する

窓をしっかり閉めることに加えて効果的なのが、断熱シートの活用です。いくら窓をしっかり締めていたとしても、ガラスを通して熱は外へ放出されてしまうので、そういった放出にも対策しなくてはいけません。

窓のガラス部分に貼っておくだけで非常に効果があるので、ぜひ試してみてください。値段は、安いものだと500円~、素材がしっかりしていて本格的なものでも3,000円くらいで購入できます。

引用:Yahoo!ショッピング – アルミプチプチ断熱・遮光・保温シート ( 2枚組 ) ( 断熱シート 窓 )|爽快ドラッグ

隙間テープで隙間風が入ってこないようにする

隙間風も油断ができません。しっかりとテープで塞いで対策をしましょう。

引用:Yahoo!ショッピング – 隙間テープ ドア下部シールテープ ( 冷気 すき間テープ )|リビングート ヤフー店

部屋の空気を循環させる

サウナは部屋の上の方が熱いのはご存知でしょうか。原因は、「暖かい空気は冷たい空気の上に来る」という空気の特性によるものです。

ストーブは大抵床に設置されていますが、下の方には冷たい空気しかないので、部屋自体が寒いと錯覚されてしまい、灯油の消費量が増加してしまいます。

具体的な空気の循環方法としては、サーキュレーターを活用する方法が手っ取り早いでしょう。

引用:扇風機に負けない。サーキュレーターのすごい実力と違い! | e-goodsプレス

サーキュレーターを使って空気を「下から上に」流すように向きを工夫してください。

また、もし部屋が広く、部分的に温度が違っている場合は「部屋の暖かい方から寒い方へ」向けて空気の流れを作ると、数分で全体的に暖かくなりますよ。

室温を上げすぎない

無駄に室温が高いとその分だけ灯油を大量に消費しなくてはいけません。

室温設定は適温にして、それでも寒いという場合は上着を着たり、ルームソックスを履くなどの工夫を凝らすようにしてくださいね。ちなみに、節約という観点で見た時の適温設定は20度です。

日差しを利用する

冬でも日差しが出ているときは積極的に日差しの暖かさを活用しましょう。日が差している時間帯はカーテンを開けておくだけで、2~3度は部屋の温度を上げることができます。

 

ストーブを活用した間接的な節約術

ストーブの上で調理する

これは実際に、筆者の実家で行っていた方法なのですが、ストーブの上で調理するという方法がガス代や電気代の節約につながります。

調理といっても、炒め物は難しいので、煮物やおでん、鍋などじっくりコトコト煮込んだ方がおいしくできあがる料理は材料と調味料だけパパっといれてあとはストーブにお任せすると、時間の節約にもなりますし、コンロのガス代の節約にもなります。

ストーブの上でやかんを置き加湿する

ストーブを使う寒い時期に気になるのが乾燥です。乾燥すると風邪を引きやすくなったり、肌荒れになったりするので加湿器を使う人も多くいらっしゃると思いますが、加湿器をつけることで電気代がかかってしまいますよね。

そんなときは、ストーブの上に水の入ったやかんを置くだけで効率的かつ電気代をかけずに加湿することができます。

 

どっちがお得!?灯油VS電気の1か月料金比較シミュレーション

ここからは、そもそも暖房器具として灯油ストーブが節約に適しているかどうか、という観点で見ていきましょう。

現在は電気代があまりかからないエアコンや、完全に電気で稼働する電気ストーブが登場していますのでそれぞれの暖房器具の料金や使いどころを比較して「節約するためにはどの暖房器具がベストなのか」を考えてきましょう。

灯油を使用した場合の一ヶ月の電気料金・灯油料金

灯油を使う暖房器具「石油ファンヒーター」は電気と灯油の両方を使うのでそれぞれお金がかかってきます。

10畳用の石油ファンヒーターで計算すると、1日8時間の使用で、灯油消費量は1.44L程度です。

1か月に換算すると、約43.2Lとなりますので、灯油の価格は地域や季節によって変動しますが、ここでは1L=130円としたとき、1か月の灯油代は約5,600円になります。

次は電気代について考えてみましょう。

点火時・燃焼時(最大)・燃焼時(最小)で消費電力は異なりますが、ここでは平均をとって100Wと考えましょう。

現在の平均電気料金単価は、【22円/kWh】なので、1日当たりの電気代は【100W÷1,000×8時間×22円=17.6円】になります。

これを月に換算すると【17.6円×30日=528円】となり、灯油代と合わせて、石油ファンヒーターによる1か月当たりの出費は約6,128円となります。

電気を使用した場合の一ヶ月の電気料金

次に電気で稼働する暖房器具の代表例の「エアコン暖房」と「電気ストーブ」を見ていきましょう。

エアコン暖房

パナソニック産の暖房に強い最新機種「CS-X226C」を代表例にしてエアコン暖房を考えていきたいと思います。この機種の暖房時の消費電力は440Wなので、1時間の電気代は、

440W÷1,000×1時間×27円=11.88円

1時間当たりの電気代が【11.88円】なので、1日8時間したとすると、1か月の電気代は【11.88円×8時間=95.04円】になりますので、【95.04円×30日=2,851.1円】です

電気ストーブ

電気ストーブは山善の「DS-D086」を代表例にとって計算をします。

この電気ストーブは400Wと800Wの2段階で運転できますが、今回は400Wで運転した場合を考えましょう。

計算の仕方は、エアコン暖房と同様なので、ひと月の電気代は、【2,692円】になります。

暖房器具の月額費用比較表

暖房器具 月の費用
石油ストーブ 6,128円
エアコン暖房 2,851円
電気ストーブ 2,692円

比較してみると、節約の面で見るといかに電気を使った暖房器具が優秀かがわかりますよね。

 

まとめ|気温に合わせた使い分けで上手に節約

シミュレーションの結果、灯油を使った暖房器具よりも電気を利用した暖房器具の方が月額の費用としては節約なるとわかりました。

しかし、灯油を使った暖房器具にも「パワー」という観点からのメリットは大きく、灯油ストーブでなければ冬を越せない!という地域もあるのです。

(たとえば、北海道や東北地域では冬の寒さが厳しく、エアコンでは部屋を暖める力が足りないために灯油を使う文化があります。)

灯油には灯油にしかないメリットがあるので、今回ご紹介した節約術を活用していただき、寒い季節も賢く、そして楽しく過ごしていただけたら幸いです。

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