結婚式の節約術|相場の半額以下で豪華な式を挙げるための7つの方法

ゼクシィが行ったアンケートによると、『結婚式(挙式・披露宴・パーティ)の総額の平均はおよそ370万円』だそうですが、もっと安く節約する方法はないのでしょうか?

※首都圏のみ

(参考▶「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」)

結婚式は一生に一度のイベントのため「節約しよう」という意識を持つ方が少ないかもしれません。または、“結婚式費用は大幅に節約できる”ことに気づいていない人が多いのかもしれませんね。

そこで今回の記事では、少しの工夫で相場の半額まで結婚式費用を節約する方法について、くわしくお伝えします。これから結婚式を挙げようと考えている方は特に参考にしてもらいたいと思います。

結婚式で節約するときの心得|結婚式費用が高額になる理由

まずは、結婚式費用を節約する事前知識として、結婚式費用の内訳や「そもそもなぜこんなに高いのか?」という点についてお伝えします。

結婚式費用の大体の内訳

以下は、70人ほどのゲスト(参列者)を招待した時の挙式・披露宴費用385.5万円の内訳になります。

挙式料 31.5万円
料理・飲物
(ひとりあたり1.8万円)
122.9万円
新婦衣裳 47.4万円
新郎衣裳 16.7万円
引出物・引菓子・
プチギフト
35.7万円
ブーケ 3.0万円
会場装花 17.4万円
スタジオ別撮り撮影 15.5万円
スナップ写真撮影 22.3万円
ビデオ撮影 18.9万円
映像演出、司会料 16.1万円
ブライダルエステ 8.5万円

(引用▶「男のゼクシィ」)

ゲストへふるまう飲食代を始め、結婚式費用はひとつひとつの費用がかなり高額に設定されています。

基本的には結婚式は一生に一回で、企業からすると販売頻度がとても低い商品のため、ビジネスを行う上でどうしても価格を高額に設定する必要があるのです。

また、結婚式を挙げる方の大半ははじめての経験ということもあり、価格相場が「安い」のか「高い」のか判断ができないためにプランナーに言われるがままのプランで承諾してしまう傾向があります。

ゲストの人数によって変動する

結婚式の費用は、ゲストの人数によってかなり変動します。大体ひとりあたりの飲食代の平均は2万円程度ですが、単純計算でゲストが30人の場合と100人の場合では140万円の差が生じます。

ゲストが50人の場合 ゲストが100人の場合
2万円×30人分=60万円 2万円×100人分=200万円

その差140万円

式場による費用の変動も大きい

結婚式の演出がしっかり行える専門の式場は高め、レストランやホテルなどで行う食事会のようなスタイルの式場は安め、といったように、どこの式場を使用するのかによっても金額は変動します。

式場 平均相場
レストラン 約195万円
専門式場 約260万円
ホテル 約260万円
ゲストハウス 約320万円

(参考▶「ぐるなびウェディング」)

忘れてはいけないのがオプション

結婚式には、以下のような数々のオプションが存在します。

  • ウェディングケーキを作り物でははく本物にする
  • お色直し
  • オリジナル誓約文入り結婚証明書を作る
  • ヘアセット&メイク
  • ムービー上映
  • ゲストに対するウェルカム演出
  • ブーケトス
  • バルーンリリース など

簡単に言えばオプションとは“結婚式へのこだわり”です。特に女性はこのこだわりが強く、オリジナルの演出を行えば行うほど費用は高くなってしまいます。

しかし、やはり一生に一度のイベントである結婚式は、オリジナルの演出にこだわりたいものですよね。次項では、演出をしつつもしっかり費用を節約する方法についてくわしくお伝えします。

 

結婚式の必要を抑える節約術7つ

ここでは高額な結婚式費用を少しでも抑えたい方向けに、7つの節約術をご紹介します。節約のポイントは、まわりから見てわからない節約をすることです。

せっかくの結婚式ですから、ゲストから「ケチってる」とは思われたくありませんよね。

そのためにも招待するゲストへの食べものや引き出物は良いものを選ぶようにし、一見節約してそうには思えない、けれども実際は安上がりな結婚式を演出するのが重要です。それではひとつひとつ見ていきましょう。

①結婚式場をパンフレットのみで決める

結婚式場ではかなりの頻度で“お得に式を挙げるためのキャンペーン”を行っています。

  • フレンチ試食無料
  • 好きなオプション3つまで無料
  • 挙式料のみ半額
  • 〇日までの予約で〇%オフ など

いろいろありますが、その中でも最も大幅な節約が期待できるのは“現在建設途中の式場で予約を入れると〇円キャッシュバック”というものです。

こちらは、オープン前のため式場の見学ができず、パンフレットの情報のみで予約を入れなければならないかわりに200万円までの補償がつくなど、普通のキャンペーンとは少し質が異なります。

建設したての綺麗な式場で式を挙げられることにかわりはありませんので、式場の細かな部分への事前目視は特に必要ないという方はぜひ活用してみてください。

②ドレスを自分で用意する

結婚式の衣装は一式レンタルすると2人ぶんで計100万円ほどかかってしまい、中でも特にドレスや装飾品などが高額です。ベールだけでも3千円ほどかかるので驚きですよね。

このドレスや装飾品をレンタルせずに自分で用意すれば、そのぶんの費用を浮かせることができます。

メルカリやバイマやオークションサイトなどでドレスが3万円程度で売られているので格安で手に入れることができますし、古着屋で新品同様のドレスが破格の値段で売られていることもあります。

「中古はイヤ!」という方は5万円程度からドレスをオーダーできます。いずれにしても“式場でのレンタルをしない”だけでウン十万円の節約になることは間違いありません。

③手作りできるものは手作りする

オプション類はすべてプランナーに用意してもらうのではなく、手作りできるものは手作りしましょう。それだけで大幅な節約が見込めるのはもちろんのこと、手作りの温かみも感じられます。

※ただし、式場によっては持ち込み料が発生することもあります。有料か無料かは事前にご確認の上で行ってください。

フラワーシャワー

生花を用いたフラワーシャワーはオプションに組み込むと数千円~1万円ほどかかってしまいますが、造花を使えば1,000円以下に抑えることが可能です。

また、DAISO(ダイソー)ではかわいい造花の花びらが1袋(80枚入り)100円で売られていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

検索:「ダイソー 花びら 造花

ティアラ

ティアラは普通にレンタルしたのでは1万円ほどかかりますが、こちらも100円均一のアクセサリーやビーズをバラしてワイヤーを用いて手作りすれば1,000円以下に抑えることができます

また、H&Мなどリーズナブルなお店でカチューシャを買って、手芸用のスワロフスキーでデコレーションしても可愛く仕上がります。

ウェルカムボード

ゲストが式場入りして真っ先に目にするのが、ウェルカムボードです。

最も人気が高いのは新郎新婦の似顔絵が描かれたウェルカムボードですが、こちらはプランナー経由でプロのイラストレーターに依頼すると3万円ほどかかってしまいます。

ウェルカムボードはわざわざ依頼せずとも比較的簡単に自作できるので、ホームセンターで板やコルクボード、造花などを購入し、思い出の写真などを思いのまま切り貼りして飾りつけしてみましょう。

これならばオリジナル感も出せて、材料費1,000円もかからずに済みます

また、絵を描くのが得意な友達に夫婦の似顔絵作成を依頼してみるのも良いでしょう。きっとあなたの結婚を祝福してくれる友達なら喜んで引き受けてくれることと思いますよ。

ぺーパーアイテム

招待状、席の表なども自宅のパソコンでデザインを考えてそれをプリンターで印刷すれば、紙代とインク代程度しかかからないのでプランナーに何万円もかけて依頼するよりもはるかに安く済みます。

④ケーキの飾り付けを持参する

ウェディングケーキは、本物でもフェイクでも豪華な飾りつけが施されるのが一般的で、フルーツやチョコレートでできたメッセージプレートはもちろん、お花やフィギュアやリボンなど食べられないものなども飾られます。

実はこの飾りつけ(のデザイン)に何万円もの費用がかかってしまうことがありますが、「ケーキの飾りつけ用のアイテムは持ち込むので、持ち込んだものだけケーキに配置してください」とお願いすれば、飾りつけ費用を削減できます

⑤プチギフトは自分たちで選んで購入する

ゲストに配るプチギフトも、わざわざプランナー経由で高いお金を支払って手配しなくても、自分で手配したほうがはるかに安く済みます

大型スーパーの『コストコ』は、アメリカ発というだけあって可愛いデザインの小物がまとめ買いすればするほど安く手に入りますし、コストコまで行けないという方はインターネット通販でもプチギフトを安く手に入れられます。

また、オリジナル感を出したいという方は、キャンドルのもとになるパラフィンを取り寄せ、溶かして着色して固めるだけのオリジナルキャンドルを作るのもオススメです。

⑥オフシーズンに行う

式場を借りる時期によっても費用は変動します。“高い時期”よりも“安い時期”をチョイスすることで、式場代が半額に抑えられることもあります。

結婚式の料金は季節や六輝によって大きく変動します。たとえば結婚式で人気の季節は、涼しく過ごしやすい春と秋。この時期は基本の料金がそもそも高く設定してあることが多いのです。一方、夏・冬は同じ内容の結婚式でも料金が安めに設定されています。

(引用▶「マイナビウエディング」)

⑦友達にヘアメイクをお願いする

気付け代+へアメイク代は数回のお色直しを含めると10万円前後かかってしまいますが、メイクが上手な友達や服飾系の専門学校に通っていた友達にヘアメイク係をお願いすれば、この費用をまるまる浮かせることができます

気心知れた友達であれば、自分の要望をオーダーしやすいという利点もあります。

その他

海外で式を挙げる

場合によっては日本ではなく海外で式を挙げたほうが安く済む場合があります。挙式料の他に旅費や滞在費などがかかりますが、物価の安いアジア圏で行うのがポイントになります。

挙式料、旅費、現地でのパーティ代、滞在費などの総額は平均204万6000円。エリアによって異なり、ハワイは10万円以上高く、グアムは約40万円安く、アジアは約60万円安い。

引用▶「ゼクシィ

※ゲストの旅費は一部負担、または負担しないかわりにご祝儀をもらわないスタイルが主流です。

また、結婚式費用を節約できても現地でおみやげを大量購入すればそのぶん出費してしまいますから、ご注意くださいね。

スマート婚を利用する

格安、激安をテーマにプランが練られた『スマート婚』を選択する夫婦も多いです。

このスマート婚は、自社で式場を持たず提携している式場を使用することでプロデュース費用が大幅に削減できるという仕組みになっています。簡単に言うと結婚式代理業にプロデュースを依頼するわけですね。

スマ婚ならば、安ければ1万~10万円程度で式を挙げることができますが、打ち合わせの回数が限られていたり、“ゲストからのご祝儀でまかなう”ことが前提でプランが組まれるので、この点だけご注意ください。

 

結婚式費用の節約シミュレーション

プランナーに全て任せた場合の結婚式の費用と比較するといくら程度の節約になるのか、わかりやすく項目別にまとめてみました。あくまでもシミュレーション例として以下の表を参考にご覧ください。

《ゲストを80名招待した場合》

項目 プランナーに依頼した場合の金額 節約後の金額
挙式 ¥108,000 ¥0
※キャンペーン適用
披露宴会場 ¥108,000 ¥0
※キャンペーン適用
料理・飲み物 ¥1,296,000
(¥16,200×80人分)
¥1,296,000
(¥16,200×80人分)
ケーキ・デザート ¥103,680
(¥1,296×80人分)
¥103,680
(¥1,296×80人分)
飲み物 ¥432,000
(¥5,400×80人分)
¥432,000
(¥5,400×80人分)
装花一式 ¥105,840 ¥105,840
フラワーシャワー ¥32,400 ¥2,160
※百円均一のフラワーシャワーを20個使用
新婦衣装(お色直し2回分を含む) ¥583,200 ¥100,000
※メルカリで落札
新郎衣装 ¥194,400 ¥20,000
※メルカリで落札
ヘアメイク(お色直し2回分・新郎ヘアセットを含む) ¥113,400 ¥0
※友達に依頼
写真・映像撮影 ¥390,960 ¥0
※友達に依頼
音響・映像オペレーター料 ¥54,000 ¥54,000
司会演出 ¥75,600 ¥75,600
招待状 ¥34,560
(¥432×80人分)
¥1,600
(¥20×80人分)
※プリンターで自作
席次表 ¥43,200
(¥540×80人分)
¥2,400
(¥30×80人分)
※プリンターで自作
席札 ¥17,280
(¥216×80人分)
¥800
(¥10×80人分)
※プリンターで自作
メニュー表 ¥24,160
(¥302×80人分)
¥800
(¥10×80人分)
※プリンターで自作
芳名帳 ¥3,240 ¥3,240
ウエルカムボード ¥25,920 ¥0
※友達に依頼
引出物 ¥259,200
(¥3,240×80人分)
¥80,000
(¥1,000×80人分)
※1つ1,000円で購入
引菓子 ¥86,400
(¥1,080×80人分)
¥80,000
(¥1,000×80人分)
※1つ1,000円で購入
引出物袋 ¥25,920
(¥324×80人分)
¥17,280
(¥216×80人分)
※1袋216円で購入
プチギフト ¥86,400
(¥1,080×80人分)
¥24,000
(¥300×80人分)
※1つ300円で購入または自作
施設利用料(宿泊・控室利用料) ¥64,800 ¥0
※キャンペーン適用
プロデュース料 ¥54,000 ¥0
※キャンペーン適用
合計 ¥4,210,240
¥2,399,400

賢くキャンペーンを活用したり、持ち込みしたりすれば大幅な節約が可能になることがおわかりいただけるかと思います。

中でも特に「100万円キャッシュバック」など大きな額を割り引いてくれるキャンペーンは活用したいところですね。

 

『格安結婚式』には安い理由がある

最近は、たった数万円で行える『格安結婚式』が話題になっており、結婚式費用を限りなく節約したいという方からとても人気があります。

この格安結婚式には、実は安価で行える以下のような理由があるということを覚えておいてください。

最低限のプランだから

格安結婚式は、 “一般的な結婚式で行われるオプション演出やおもてなしの料理などが最低限にまで抑えられたプランが提示される”と思ってください。

元が安いからとあれもこれもとオプションをつけていくと、結局費用が跳ね上がってしまいます。

また、フラワーシャワーやバルーンリリースなど、後片付けが大変なイベントはそもそも行えない場合があります。

ドレスの種類が少ないから

格安結婚式のドレスレンタルは、種類が少なく自分の好みのドレスが着られなかったという話もあります。

「格安だけど絶対にドレスにだけはこだわりたい!」という方は、ドレスの種類が豊富な業者を選ぶか、ドレスの持ち込みが可能なプランを選ぶようにしましょう。

時期が限定されているから

格安結婚式の場合、結婚式を挙げられる日にちが平日に限定されていたり、中には “縁起が悪い”とされる「仏滅」の日しか行えないこともあります。

 

まとめ|結婚式は値切り交渉もできる

結婚式はある程度のお金がかかってしまうイベントに間違いありませんが、節約は十分に可能です。

また、プランナーに対しての値切り交渉はもはや一般的なので、「このプランで即決するかわりに〇万円安くして欲しい」など、譲歩しながら条件を出して交渉してみてはいかがでしょうか。

今回の記事が「少しでも安く豪華な結婚式を挙げたい!」という方にとって少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

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