格安simをiPhoneで使うときに最大限費用を抑える方法とシミュレーション例

格安simがとても流行っていますが、iPhoneでも利用が可能なのかどうか気になっている方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、iPhoneでも格安simの利用は可能です。

それでは、どのくらいお得になるのか?どのようにすれば格安simをiPhoneで使えるようになるのか?今回の記事でくわしく解説します。

格安simに対応しているiPhoneのスペックと費用

実はすべてのiPhoneが格安simに対応しているわけではありませんので、ここではまず格安simに対応しているiPhoneのスペックと費用を表にしてご紹介したいと思います。

《格安simに対応しているiPhone》

  iPhone7 Plus iPhone7 iPhone6s Plus iPhone6s iPhone SE
端末料金 85,800円~ 72,800円~ 72,800円~ 61,800円~ 44,800円~
容量 32GB,128GB,256GB 32GB,128GB,256GB 32GB,128GB 32GB,128GB 16GB,32GB,64GB,128GB
ディスプレイ 5.5インチ

1,920px×1,080px

4.7インチ

1,334px×750px

5.5インチ

1,920px×1,080px

4.7インチ

1,334px×750px

4インチ

1,136px×640px

バッテリー(3G) 13時間 12時間 12時間 10時間 12時間

※右にスクロールできます

格安simによりiPhoneユーザーはかなりの節約が可能

結論からお伝えすると、格安simを利用すれば、月々のスマホ料金は各段に安くなるでしょう。

そもそもスマホの月額料金は主に「通信料金」「端末料金(24回払い)」で構成されており、とにかく低価格が売りの格安simにすることで「通信料金」のほうを数千円ほど抑えられます。

しかし注意しなければならないのは、iPhoneは端末料金がとても高いということです。

前で記載したスペック表を見ても44,800円の端末もあれば85,800円の端末もありピンキリですが、いずれにしても数万円は高いですよね。

仮に、端末料金85,800円のiPhone7 Plusを新しく購入した場合、月々の端末料金の支払いは【85,800円÷24回払い=3,574円】となり、格安simを使用して通信料を抑えたとしても合計で月額料金が【7,500円】ほどかかります。

とはいえ、2年間の端末料金の支払いが終わった後ならば月額4,000円でiPhoneを使と考えればお得でしょう。

また、中古のiPhone端末を格安で手に入れることができれば端末料金、通信料金ともに大幅に抑えることができてお得です。

 

iPhoneユーザーにおすすめの格安sim

ではどのような格安simがiPhoneユーザーにとっておすすめなのでしょうか?ここではひとつひとつ格安simの特徴について見ていきましょう。

SNSのみしか使わない人はlineモバイルがおすすめ!

SNS(line、Twitter、Facebookなど)しか使わない人が月に5,6GB(平均的な契約データ容量)を使用すると仮定して、キャリア(ドコモ)を使用した場合と各格安simを使用した場合の料金比較をしてみましょう。

  ドコモ
(キャリア)
lineモバイル
(格安sim)
Y!mobile
(格安sim)
マイネオ
(格安sim)
月額合計料金 5,000円 1,100円 2,980円 1,580円
2年間料金 120,000円 26,400円 71,520円 37,920円
最安値との差額 93,600円 45,120円 11,520円
SNS通信速度制限 あり なし あり あり

※右にスクロールできます。

「Y!mobile」や「マイネオ」も価格の安さには定評があり、業界内でも人気の格安simではありますが、SNSのヘビーユーザーに特におすすめしたいのは「lineモバイル」です。

「lineモバイル」はSNS使用ではデータ通信量を消費しないプランがあるので、メールではなくラインを使用、通話ではなくline通話を使用することにより、表のとおり2年間で45,000円~120,000円もお得になるからです。

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【関連記事】
LINEモバイルの格安simとは|LINEモバイルのスペック・メリット・料金まとめ

長時間通話をする人はY!mobileがおすすめ!

ビジネスシーンでもプライベートでも毎日長時間電話する、という方はどの格安simを選んだらよいでしょうか。

今回は通話料金を算出するために、60通話毎日1すると仮定してキャリア(ドコモ)と「楽天モバイル」「Y!mobile」「マイネオ」を比較してみました。

  ドコモ
(キャリア)
楽天モバイル
(格安sim)
Y!mobile
(格安sim)
マイネオ
(格安sim)
月額合計料金 7,200円 3,980円 3,980円 73,580円
月額基本料金 5,000円 1,600円 2,980円 1,580円
かけ放題プラン料金 2,200円 2,380円 1,000円 -72,000円
通話料基本料金 20円/30秒 かけ放題プランより0円 20円/30秒(10分まで無料) 20円/30秒
通話料金  0円  0円  0円  72,000円
2年間料金 172,800円 95,520円 95,520円 1,765,920円
最安値との差額 77,280円 1,670,400円

※右にスクロールできます。

長時間通話を考えた料金シミュレーションをしてみると、「楽天モバイル」と「Y!mobile」はドコモと比べて2年間で約80,000円以上もお得になることがわかります。

特に、10分を超える長時間通話をするときには「時間・回数無制限」のかけ放題プランサービスを提供している「楽天モバイル」か「Y!mobile」がおすすめです。

すでにiPhoneを持っている人が格安simを使うための手順

今iPhoneを持っていて、月額料金を下げるために格安simにしようと考えている人はどのような手順で移行手続きをしていけばよいでしょうか。

まず確認すべきなのは、「今のiPhoneのsimロックを解除できるかどうか」という点です。

いくら今のiPhoneを今後も継続して使っていきたくても、simロックが解除できなければ格安simに移行できないからです。それではsimへの移行手順をもう少しくわしく見ていきましょう。

《格安simを利用するまでの流れ》

【関連記事】
格安simに乗り換えるときの流れと事前に知っておくべき注意点まとめ

iPhoneをどうするか選択する

  1. 今まで使っていたiPhoneを使い続ける
  2. 新しいiPhoneを使う

という2択をまず選びます。

①の方は次の「simロック解除を行う」をご覧ください。

②の方はこの次の章の「simフリーのiPhoneを持っていない場合に格安simを使うための手順」をご覧ください。

simロック解除を行う

おそらく前までキャリア会社(au,ドコモ,ソフトバンク)と契約されていたと思うので、まずsimロックを解除する必要があります。

ただし、simロックを解除できるのは以下の条件をクリアした場合のみです。

  • iPhone6以降の機種であること
  • キャリアと契約中orキャリアと解約してから3か月以内であること

こちらの条件を満たす方は今使っているiPhoneを継続して使うことができます。

なお、simロックを解除する手数料はキャリアにもよりますが、大体3,000円ほどになります。詳細は以下のページをご覧ください。

au:SIMロック解除のお手続き|スマートフォン・携帯電話をご利用の方|au
ドコモ:SIMロック解除の手続き|お客様サポート|NTTドコモ
ソフトバンク:SIMロック解除-ソフトバンク

NMP予約番号を取得する

Simロックを解除できそうならば、次に考えるべきは「電話番号を引き継ぐかどうか」です。電話番号を引き継がないと、

  • 知り合いに電話番号を替えたことを知らせる
  • 電話番号を登録したサービスに登録電話番号変更手続きをする

ということをしなくてはいけないので大変です。

電話番号を引き継ぐと決めた場合は「大手キャリア会社から格安sim会社に乗り換えるときに電話番号を引き継ぐためのパスワード」である「MNP予約番号」を発行してもらいましょう。

こちらも大体手数料は3,000円くらいなので、詳細は以下で確認してみてください。

au:解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ
ドコモ:携帯電話の解約・MNPを利用した解約
ソフトバンク:ソフトバンクから他社へ変更する場合

自分のライフスタイルに合った格安simを契約する

格安simのよさは、「自分のライフスタイルにぴったりのsimを選択することによって料金を格安に抑えられる」ことでしょう。

たくさんの格安simの中からあなたのライフスタイルと予算に合ったものを選んでください。

【関連記事】
目的別おすすめ格安sim|ランキング形式まとめ

APN設定をする

格安simが届いたからといってスマホに挿して完了というわけにはいきません。

実は、このままだと、インターネットからの情報を受け入れるための玄関である「APN」が設定されていないので、データ通信を行うことができないのです。

そのため「APN設定 (契約した格安sim名)」で検索をして調べながら、必ず設定をする必要があります。

面倒に感じられるかもしれませんが、この設定さえ完了すればあとは問題なく通話もデータ通信も行えます。

simフリーのiPhoneを持っていない人が格安simを使うための手順

simフリーのiPhoneを持っていない場合はiPhoneを新しく買う必要がありますが、いろいろな購入方法がありますので、そこも含めて使えるまでの手順を見ていきましょう。

SIMフリーiPhoneを入手する|入手方法2つ

Appleの公式サイトから買う

Appleの公式サイトから正規品を買うのが一般的ですが、安心できる反面、料金は高くなってしまいます。

中古でも良いならオークションで買う

たくさんの人が昔からiPhoneを使ってきたので、実は中古市場にもiPhoneはたくさん出回っています。

電池が劣化している、内部に故障が何かしらあるかもしれないというような心配はありますが、安く済ませたい方にとっては有効な手段でしょう。

格安simを契約する

次にいよいよ格安simを契約するのですが、この時、以下のものが必要となるので、忘れないように気を付けましょう。

  • 身分証明書(キャリア契約時の名義人のもの)
  • MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合)

また、基本的に格安sim契約時には、キャリア契約時の名義人が直接契約に立ち会わなくてはいけないことも覚えておいてください。

設定をする

APN設定を忘れずにしましょう。APN設定はsimごとにしなくてはいけないので、新品のiPhoneだろうが中古のiPhoneだろうが最初に設定する必要があります。

 

格安simを利用した場合の節約シミュレーション

格安simにするとキャリア携帯会社のsimを使っているときと比べてどれくらいの違いが出てくるのでしょうか?

10分以内の通話をよく利用するauユーザーのAさんが乗り換える場合

10分以内の通話をよく利用するAさんが乗り換えるべきは、10分以内の通話が無料の「Y!mobile」でしょう。

以下の条件でスマホを使用していると仮定します。

  • 月に使用しているデータ容量は6GB
  • 毎日10分の通話を2回している
  Y!mobile
(格安sim)
au
(キャリア)
合計月額料金 1,980円 18,634円
月額基本料金 1,980円 934円
データ容量料金 -(基本料金に含まれる) 5,700円
通話料金 20円/30秒 20円/30秒
月額通話料金 0円 12,000円
月間差額 16,654円
2年間差額 399,696円

2年間の差額が約40万円近くになるなんて驚きですね。

SNSやネットをメインで利用して月に20GB使うドコモユーザーのBさんが乗り換える場合

SNS系をメインに毎月莫大なデータ量を使用しているBさんにおすすめなのは「業界最安値」を目指している「DMMモバイル」です。

  DMMモバイル
(格安sim)
ドコモ
(キャリア)
合計月額料金 3,980円 11,000円
月額基本料金 3,980円 5,000円
データ容量料金 -(基本料金に含まれる) 6,000円
通話料金 20円/30秒 20円/30秒
月額通話料金 0円 0円
月間差額 7,020円
2年間差額 168,480円

こちらも2年間の差額が約17万円と大きな額になりましたね。

ただし、格安simは今後も「低価格戦争」をしていくと思われますので、何年かしたら「DMMモバイル」以外の格安simが業界最安値と言われる可能性があります。

そうなったときには、今度は格安simから格安simへの乗り換えを検討してみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ|iPhoneは端末が高いので安く済ませるためには工夫が必要

IPhoneユーザーが安さ重視で格安simにしたいと思ったとしても、どうしても端末自体の料金が高いために場合によっては節約にはならない場合があります。

ですので、「どれだけ長くiPhoneを使うか」「どれだけ安くiPhoneを手に入れるか」「どれだけ通信料を安くするか」を今一度しっかりと考えた上で格安simを検討してみてくださいね。