ウォーターサーバーの清掃ってどうするの?清潔でおいしい水を保つ方法

ご家庭で安心・安全な水を手軽に利用出来るウォーターサーバー。サーバーによってはクリーン機能を搭載しているものがあるのはご存じでしょうか?

クリーン機能は主にサーバーのタンク内の水に含まれる細菌を死滅させ、清潔な水をキープする装置です。

しかしタンク内が清潔でも、その他のパーツに付着した細菌はどんどん繁殖を続けます。この記事ではウォーターサーバーを清潔に保つ方法をご紹介していきます。

ウォーターサーバーを安心に利用するために必要なこと
  • 空気中は菌だらけ。繁殖をさせない様々なクリーン機能
  • ワンウェイボトルは便利で安心
  • メーカーのメンテナンスで内部の洗浄を完璧に
  • 外気に触れる場所はご家庭で掃除しましょう

雑菌が発生する箇所と原因とは?

雑菌(主に人体に悪影響を及ぼす細菌)は空気中にたくさん存在し、常に繁殖を続けています。そして繁殖には水分や栄養分、温度などが深く関係しています。

夏場に食中毒の事故が頻繁に起こるのも、やはり温度が関係しています。これが人体に入り込むと、毒素を出しながら繁殖を繰り返し、食中毒や感染症などを引き起こす原因にもなるのです。

水道水は厚生労働省が水質基準を厳しく設定しているため、殺菌された安全な状態で利用することができます。

しかしウォーターサーバーは水質管理を国で行なっていません。ですからメンテナンスをしておかないと菌の繁殖がはじまり、人体に影響が出る可能性があります。

残念ながら「おいしい水=安全」という訳ではないのです。

そのため各メーカーは衛生面を重要視しており、さまざまな取り組みがされています。

どこになぜ雑菌が繁殖するの?

たとえば人の手には様々な細菌やウイルスが付着しています。ドアノブ、手洗い、PCなどは細菌が多く繁殖している可能性があり、私たちも知らないうちに触れています。

そしてその手でサーバーに触れると、手の雑菌がサーバーにも付着し繁殖していくのです。

雑菌は目に見えない空気中にも無数に存在します。そのため雑菌が繁殖するパターンは数多く想定されるでしょう。サーバーの受け皿やタンクの中でも菌は繁殖できます。

ウォーターサーバーを安全に使うためには、内部と外部を定期的に除菌する事が必要です。

クリーン機能のあるウォーターサーバー

冒頭でご説明した通り、クリーン機能ではタンク内の水を清潔に保つ事ができます。

① 紫外線殺菌

天日干しで布団を干すと、気持ちよく使えますよね。その理由を考えたことがありますか?これは紫外線(UV)の除菌効果によるものです。

タンク内に紫外線による殺菌装置が搭載されていると、水中の菌を死滅させ増殖を防ぐ効果があります。

厚生労働省では市販のミネラルウォーターには紫外線殺菌を義務付けています。その他紫外線殺菌は調理場や病院などでも多く使われており、非常に信頼できる殺菌方法です。

後述する循環機能のように、機能利用時もサーバーを利用できるのもメリットです。

② 循環機能

タンク内の熱水を冷水にも循環させ、高温にする事で細菌を死滅させる方法です。

75℃以上で病原大腸菌を含むほとんどの病原物質は死滅するので、これで安心して利用することが可能となります。

ただし循環中はサーバーが利用出来なくなるので、ご注意ください。

③ ボトルが収縮するタイプ

空気が水に触れにくいと、菌の繁殖を抑えられます。細菌は空気のない場所では増殖出来ないため、空気がボコボコ入るボトルに比べると比較的安心かもしれません。

ただし収縮は真空ではない上、そもそも真空であっても細菌は生存出来ます。そのため、上記にあるような循環機能などの機能と併用が必要です。

紫外線殺菌を導入しているサーバー

① アクアアドバンス (アクアクララ)

アクアクララのアクアアドバンスには「UV除菌ランプ」が搭載されています。またフィルターで空気中から細菌の侵入も防いでいます。

② dewo mini (フレシャス)

卓上型のdemo miniには「UV−LED」が搭載されています。またボトルが収縮するタイプなので、ある程度は細菌が繁殖しにくい環境とも言えるでしょう。

循環機能を導入しているサーバー

① smartプラス (コスモウォーター)

カラーバリエーションも豊富なsmartプラス。循環機能だけではなく、タンク内の空気はフィルターを通して清潔にしています。

② dewo (フレシャス)

卓上型はUV殺菌でしたが、床置型は循環機能で殺菌しています。その時間わずか3分という優れもの。

卓上型と同じくフレシャスは全てボトル収縮タイプです。ゴミが捨てやすいのも嬉しいですね。

③ cado × PREMIUM WATER ウォーターサーバー (プレミアムウォーター)

こちらはボトルが下起きスタイルなので、女性でも楽にボトル交換が出来ます。循環機能を導入しており、4時間かけてしっかり殺菌するタイプです。

多機能で非常に充実しているサーバーなのですが、この循環機能に時間がかかる点が短所かもしれません。夜中や使用しない時間に循環させるといいでしょう。

ワンウェイボトルなら衛生面も安心

ワンウェイボトルとは、使い捨てタイプのボトルです。空きボトルを保管する必要がないだけではなく、衛生面でも安心ですね。

ツーウェイ(再利用のもの)であっても清潔にはされていますが、安心感は使い捨てに敵わないでしょう。

ワンウェイを導入しているメーカーは

  • プレミアムウォーター
  • コスモウォーター
  • フレシャス

あたりが有名です。ご参考まで。

メンテナンスサービスを活用しよう

一部のメーカーを除き、メーカーのメンテナンスではサーバーを自社で分解し、パーツを1つ1つ丁寧に洗浄してくれます。

この時に痛んでいる部品は交換し、再度組み立てを行なっています。メーカーのメンテナンスはその場では行わず、綺麗なサーバーと交換となります。

メーカーによってはメンテナンス料金が別途発生する事もありますが、安全に使用するためにも利用することをおすすめします。

日頃から自分で掃除をする方法

メーカーのメンテナンスは頻繁には行われません。そのため、目につく箇所はご家庭で洗浄する必要があります。

特に蛇口や受け皿、ボトルの連結部分は特に注意しましょう。アルコールで細菌を死滅させたり、クエン酸で増殖を抑えたりする事も出来ます。

クエン酸は100均などでも買えるので、日常のお手入れにも最適です。もちろんウォーターサーバー以外にも使えるのでおススメです。

蛇口のお掃除

水垢やヌメリが溜まっている可能性があります。クエン酸やアルコールで拭き取りましょう。

ちなみに「ヌメリ」の原因は微生物が繁殖するときに出すもので、毒素を含んでいる可能性もあります。特に注意して殺菌しましょう。

受け皿と連結部分

水が溜まっている箇所は細菌が繁殖しやすいです。溜まった水は拭き取り、アルコールやクエン酸で対応しましょう。

年数回のメーカーのメンテナンス、サーバーのクリーン機能だけでは十分な掃除は出来ません。細菌は常に繁殖をし続けるため、こまめな清掃が不可欠です。

ウォーターサーバーに限らず外気や人が触れる場所は、細菌が必ずいると考える事が大切です。