公衆無線LANサービスを提供するWi2!サービスの概要解説

スマートフォンやタブレット、パソコンを利用する人にとってWi-Fiは欠かせないものです。

この記事では、公衆無線LANサービスで有名な株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)ついて解説します。

屋外でインターネットを利用する機会の多い人、通信制限に引っかかってしまう人などは参考にしてみてください。

Wi2とは?

正式名称は株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスです。Wi2の略称で呼ばれることが多いです。

Wi2はKDDIグループで、Wi-Fi専門事業者として個人・法人向けにサービスを提供している会社です。

2007年の設立以降、公衆無線LANのインフラを整備するなど通信サービスの提供を手がけています。具体的な事業内容には、以下のようなものが挙げられます。

  • 無線ブロードバンド事業の展開
  • 公衆無線LAN Wi2 300の提供
  • Wi-Fiソリューションの提供

仕事でもプライベートでも公衆無線LANサービスを利用したことのある人も多いのではないでしょうか。

また、災害発生時に訪日外国人観光客の通信手段として活用することもできます。

Wi2が提供する公衆無線LANは、カフェやコンビニ、主要駅など様々な場所に設置されています。

Wi2が提供しているサービス

Wi2では、個人・法人どちらにもサービスを提供しています。

個人向けサービス
  • ギガぞう
  • Wi2 300 公衆無線LAN
法人向けサービス
  • オリジナルWi-Fi
  • Wi2 Freeキット
  • TRAVEL JAPAN Wi-Fi

続いては、これらのサービスの概要について解説します。

個人向けのサービス

個人向けのサービスでは、屋外でWi-Fi利用時に役立つサービスなどを展開しています。

ギガぞう

「ギガぞう」は、より快適な環境下でのインターネット接続を可能にしてくれるアプリです。

主な機能は以下の2点です。

  • 通信量の節約
  • 高セキュリティでのWi-Fi接続

1つ目の「通信量の節約」は、Wi-Fiに接続していないとき(LTEに接続しているとき)に、LTE通信データを圧縮することで、通信量を節約することができるというものです。

圧縮効果は最大で20%もあります。

2つ目の「高セキュリティでのWi-Fi接続」は、カフェやレストラン、ファストフードといった飲食店で利用でき、高セキュリティのWi-Fiに自動接続できるというものです。

高セキュリティのWi-Fiは通信キャリア並みの安全性を誇ります。

フリーWi-Fiはオープンな通信環境ということもあって、データの盗み見などのリスクがあります。

しかしWi2の場合、接続する際にはVPN接続を行うので、個人情報の入力やメッセージやりとりを行う場合でも安心して利用することができます。

ちなみにVPNとは、「 Virtual Private Network」の略で、日本語だと「仮想専用線」と訳されます。

カフェやファミレスなど、会社の外で仕事をする機会のある人にぴったりのサービスだと言えます。

このようにギガぞうは、通信量節約と安全な環境下でのWi-Fi接続が行えます。

「いつも月末は通信制限に悩まされる」「フリーWi-Fiのセキュリティが気になる」という人はぜひギガぞうを利用してみてください。

接続方法(導入方法)

ギガぞうはスマホにアプリをダウンロードして、ユーザー登録をすれば各種サービスが利用できます。

スマホ以外にもタブレットやゲーム機、パソコンなど様々な端末に対応しており、月額500円で利用可能です。

 

Wi2 300 公衆無線LAN

「Wi2 300 公衆無線LAN」は、その名の通りWi2が展開する公衆無線LANサービスです。

駅やカフェなど全国各地で、スマートフォンやタブレット、パソコンといった端末にWi-Fiを接続することができます。

ちなみに、Wi2 300 公衆無線LANにはいくつかのSSID(サービスセット識別子)があり、その中の1つに「Wi2 premium」というものがあります。

接続方法(導入方法)

Wi2 300 公衆無線LANの利用方法は以下の2つがあります。

  • 月額定額プラン
  • ワンタイムプラン

「月額定額プラン」は、毎月362円でWi2のベーシックエリアと呼ばれる6万ヶ所のWi-Fiスポットを利用することができるというものです。

なお「オプションエリア」という一部のエリアに関しては、有料のオプションエリアチケットを別途購入する必要があります。

オプションエリアチケットは1時間分の利用で100円です。いつも同じカフェで仕事をする人などは、こちらのプランがおすすめです。

「ワンタイムプラン」は、350円/6時間から利用できる、短時間利用者向けのプランです。

ワンタイムプランは、ベーシックエリア、オプションエリアを合わせた20万ヶ所以上のWi-Fiスポットが利用可能です。

料金体系は以下のようにいくつかの種類があります。

  • 6時間 350円
  • 24時間 800円
  • 3日間 1,500円
  • 1週間 2,000円

ちなみに、登録をするとすぐにサービスが利用できます。利用するにはクレジットカードが必要です。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. Wi2 300 公衆無線LANのサービスページから「新規お申し込み」を選んで情報を登録する
  2. 「公衆無線LAN接続情報/ログインID」をチェックする
  3. 接続する

このように利用までの手順は簡単なので、誰でもすぐ使い始めることができるでしょう。

なお、「月額定額プラン」「ワンタイムプラン」ともに、工事やプロバイダとの契約は必要ありません。

出張が多い人や屋外でインターネットを利用する機会の多い人にぴったりのサービスだと言えます。

また、先述の「Wi2 premium」とは、月額定額プランでオプションエリアチケットを使用する場合、もしくはワンタイムプランを利用する場合に使用するSSIDです。

オプションエリアチケットで利用する場合は、1時間で100円がかかります。

法人向けのサービス

続いては、法人向けのサービス3つを紹介します。

企業でWi-Fiを導入するために、どのような手順を踏めばいいか分からないケースがあるのではないでしょうか。

Wi2はそんな企業向けにも、Wi-Fi環境構築のサポートや位置情報サービスを活用した訪日外国人対策なども行っています。

オリジナルWi-Fi

こちらは企業や自治体専用のオリジナルWi-Fiを構築するサービスです。

Wi-Fiを導入したい企業・自治体に対して、Wi-Fi環境の構築、導入、さらには運用までWi2が一貫してサポートを行います。

導入規模や予算、目的など企業・自治体の事情を考慮し、適切なプランを提案してくれるのも大きな特徴です。

構築するWi-Fiは、面倒な登録作業などは一切不要なワンタップ接続ができるため、ストレスなくインターネットの利用ができます。

また、利用者からの問い合わせ対応のほか、24時間365日遠隔で機器を監視しているため、故障時でも素早い対応が可能です。

企業・自治体の要望に応じた環境を構築するため、導入するにはまずWi2に問い合わせる必要があります。

Wi2 Freeキット

今や集客のためにも、飲食店などの各店舗にはWi-Fi環境が欠かせません。

一方で小規模店舗の場合、Wi-Fi環境の導入は工事や機器代金などコスト面を考慮すると簡単ではありません。

そういった悩みを持っているお店におすすめなのが、Wi2 Freeキットです。

Wi2 Freeキットとは、1店舗単位からフリーWi-Fiを導入できるフリーWi-Fiサービスです。

このサービスを利用すると、お店の通信回線にキットをつなぐだけでフリーWi-Fi環境を構築することができます。

フリーWi-Fi環境構築にあたって新たな固定回線の契約などは不要です。

お店選びにWi-Fiの有無を基準にする方もいるため、集客にとってプラスの効果が期待できるでしょう。

また「日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語」など多言語に対応しているため、訪日外国人の方もWi-Fiを利用できます。

Wi-Fiの利用制限は一切なく、携帯電話会社や端末に関係なく利用できます。

導入方法

Wi2 Freeキットを導入するにはまずWi2に問い合わせる必要があります。その後、Wi2側で設定が行われキットが発送されるので、届いたら利用を開始できます。

利用料金は、初期費用こそ29,800円がかかりますが、それ以降は月額500円となっているため、2年目以降は年間6,000円しかかかりません。

TRAVEL JAPAN

TRAVEL JAPANとは、訪日外国人観光客向けのWi-Fi接続支援アプリです。アプリは、Android・iOSどちらも対応しています。

 

このアプリを利用することで、外国人観光客はWi2が提供する20万ヶ所以上のアクセスポイントに無料で自動接続できます。

アプリの配信を始めてから外国人だけで250万以上の利用実績を残しています。

現在でもアジア諸国の人たちを中心にユーザー数を伸ばすなど、訪日外国人観光客にとって非常に便利なアプリです。

TRAVEL JAPANは、Wi-Fiへの接続以外にも以下の2つの機能を有しています。

  • 動態分析レポート
  • コンテンツ配信

これらの機能は、アプリの位置情報などをもとに外国人観光客の動態分析や、情報の配信を行うことができるというものです。

動態分析レポート

動態分析レポートとは、許可したユーザーの位置情報から各種分析を行い、インバウンド施策に役立たせるものです。分析内容としては以下のようなものが挙げられます。

  • 主動線分析:移動傾向を推定して地図上に表示
  • ネクストアクションマップ:訪問先・訪問元として相関の強い地域を表示
  • 訪問地フロー:ある地域を訪れた外国人の前後3ステップの訪問地域を推定、表示
  • 訪問マップ:外国人の訪問地域ごとのユニークユーザ数を、ヒートマップで表示
  • 宿泊地フロー:ある地域を訪れた外国人の、前3日、後2日の宿泊地域を推定、表示
  • トラベルルートビュー:出発地と到着地の間に立ちよった場所を地図に表示

コンテンツ配信

コンテンツ配信とは、日本の企業や自治体が外国人観光客に向けて情報を配信するというものです。

内容は商品やお店、観光情報など観光客にとって役立つ情報ばかりとなっています。

情報発信は、「位置・時間・言語別・訪日前・訪日中・訪日後」などターゲット設定をできます。

もちろん、位置に関係なく日本の文化や観光情報などの配信も行っています。

このように、外国人観光客がいる場所に応じた情報を提供することで、観光客一人ひとりに寄り添った情報提供をすることができます。

また、情報を提供する企業にとっては、観光客の集客ができるため、売上アップなども期待できるでしょう。

導入するにはまずWi2に問い合わせる必要があります。

まとめ

この記事では、Wi2の概要から個人向け、法人向けに提供しているサービス内容について解説しました。主な内容をまとめると以下の通りです。

  • Wi2はKDDIグループのWi-Fi専門事業者
  • 主な事業内容は「無線ブロードバンド事業の展開」「公衆無線LAN Wi2 300の提供」「Wi-Fiソリューションの提供」
  • 個人向けには、「ギガぞう」「Wi2 300 公衆無線LAN」を提供している
  • 法人向けには「オリジナルWi-Fi」「Wi2 Freeキット」「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を提供している

屋外でインターネットを利用する機会の多い人、外国人観光客を集客したい飲食店の方などは、Wi2のサービスを検討してみてはいかがでしょうか。